私は英検1級を目指している50代半ばのおじさんです。

英検1級を目指すに至った道程は以下でした。
そして、それを目指すうえで、一番苦手なのがリスニング。
リスニングが苦手な理由と、その対策と学習方法について検討したのが以下でした。
その中で、私が現在計画している学習方法の3点セットが以下でした。
- リスニング教材による学習
→ シャドウイング教材の活用
- リーディング教材による学習
→ 英語のニュースアプリの活用
- 英単語教材による学習
→ 英検の単語学習教材 でる順パス単 の活用
そのうち、①のリスニング教材による学習については、シャドウイング教材であるアプリ、「TRORAbit」を用いて学習しています。
ここでは、そのTORAbitを使ってみての感想を述べたいと思います。
TORAbitとは シャドウイングができる
TORAbitは、英語のリスニングとスピーキングの両方を学習できるサブスク型のAI英語学習Webアプリです。
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私は現在、この教材を活用してリスニングの上達を目指しています。
リスニング上達の学習方法として、難易度低い順から
・聞き読み
・オーバーラッピング
・リピーティング
・シャドウイング
という方法があるといわれていますが、この教材でそのすべてが行えます。
教材では初心者から上級者まで、3段階のレベルでそろえられていて、1回の学習の分量としては、比較的短めの文章で構成されており、隙間時間で気軽に行うことができます。
題材テーマはビジネス、日常、会議、プレゼン、電話対応、旅行、趣味、金融、医療、教育等、様々な分野のものが取り揃えられています。

各レベルは、私の感覚では、
レベル1:英検3級~英検2級
レベル2:英検準1級
レベル3:それ以上
という感じでしょうか。
私は英検準1級をもっていますが(リスニングは超苦手)、現在、上記のレベルのうち、レベル2を中心に行っています。
私の場合、このレベル2においては、スクリプトを見れば、たまにわからない単語があったりはしますが、ほぼ問題なく理解できます。しかし、リスニングになると、1回で完璧に聞き取れるのは稀です。何度聞いても聞き取れないことも多々あります。

スクリプトを見れば容易にわかるのに、リスニングになるとわからない。その原因は、別記事でも書いていますが、
主な理由は、
・単語の発音がわかってない
・スピードについていけない(頭の中で日本語訳をしている)
・音声変化を知らない
です。
私は、この教材を使って、上記を克服しようと頑張っています。
具体的な内容
TORAbitの教材は、1回分の学習の工程は、以下のような構成になっています。全レベル同じ工程で1回分の学習を行いまう。
ステップ1
まずスクリプトを見ずに音声を聞く
その際、音声を聞きながら、聞こえてきた分をぶつぶつつぶやきます。
ステップ2
ここでは、スクリプトを見ながら音声を聞くことができます。
その際、音声を聞きながら文章を見て、聞き取れなかった箇所を確認します。
この文書を見るとき、聞きながら黙読すると、「聞き読み」の訓練になります。
ステップ3
この工程では、スクリプトを見ながら音声を聞くこともできますが、スクリプトには音声変化が起こっているところにマークが付けてあります。従って、音声変化を確認しながら、リスニングすることができます。
ステップ4
この工程では、ステップ3同様、音声変化が起こっているところにマークが付けれたスクリプトを見ながら、音声をきくことができますが、その際、同時に音読します。つまり、オーバーラッピングを行います。その後、音声が終わった後に音読すれば、リピーティングを行うことができます。私は、この工程で、シャドウイングも行っています。
ステップ5
これが最後の工程で、確認テストになります。
ちなみに、この工程含め全行程、同じスクリプトです。
1問目は、テキストを見ながら音読します。
2問目は、音声のみ聞きながら続けて発音、つまり、シャドウイングを行います。
どちらも、音声変化に注意しながら発音します。じゃないと良い得点がでません。
私はこのアプリをスマホでやってますが、スマホが私の音声を録音し、自動でAIが評価してくれます。これで、点数が出ます。私の場合、80点以上ならかなり良いほうかな、という感じです。実際、70点ぐらいが多い感じ。
3問目は、日本語訳を記述します。タイピングでもOKですし、音声でも自動タイピングしてくれます。これは2問目終了後に行うのですが、テキストや音声なしに、記憶を頼りに日本語訳をすることになるので、高得点が難しい。さっき聞いた文章なんですが、結構細かいところは忘れてしまってるんですよね、さっきやったばかりなのに笑。50点~100点、さまざまです、私の場合。おじさんだから?
実際にやってみての感想
テキストを見れば容易にわかる文章も、リスニングでは結構聞き取れない、というのがあることが良くわかりました。もちろん、わからない単語がある場合は正確な意味は分かりませんね。これはしょうがないので、その単語は都度チェック。全体的な語彙力は別の単語教材でレベルアップを図る必要があります。これについては、別途紹介します。
この教材で重要なのは、
・ネイティブの発音
・ネイティブのスピード
・音声変化
の訓練です。
この教材では、この訓練が気軽に、例えば歩きながら、隙間時間などの短時間で行うことができるのです。1回の課題も、比較的短めの文章で構成されているので、聞き読みからシャドウイングまで、一気にできちゃいます。私は、1日に複数課題(2~4つぐらい)を隙間時間に行ってます、通勤の電車の中、徒歩中、などに。

さすがに電車の中では音読できないので、リスニング、聞き読み(黙読)のみですが、徒歩中は音読するなどシャドウイングまでやっちゃってます。ぶつぶつ英語を口ずさみながら歩いている中年のおじさんがいたら私です笑。
・各レベルに合わせた難易度の文章構成
・1回の学習量は文章量少な目で構成されている
という点が、非常に良いです。
レベル別になっている点、というのはもちろん良いのですが、一回の学習の文章の量が比較的短めなので、取り組む前のハードルが低く、気軽にアクセスできる点が非常に良いのです。なので、その日の気分や時間の余裕次第で、自分で学習する量を調整できます。気軽な感じで、ネイティブの音声変化やスピードへの慣れの学習、いや、学習というより、訓練ですね、それができてるような気がしてます。
このスピードですが、0.8~1.4倍速で速度を調整できます。
なので、同じレベルの教材でも、スピードを早くすれば難易度が上がるし、遅くすれば難易度が下がる、という難易度の調整も自分で行えます。
継続はちからなり
ローマは1日にしてならず
継続は力なり
これを信じて、TORAbitを毎日行うようにしていきます。1日の学習で劇的に良くなることはありませんが、毎日継続することで、半年、1年後、には、少しでも、リスニング力が向上していることを期待して。
そして、あわよくば、今年中に英検1級という目標を達成したい。

今後も、この勉強の過程について、逐次紹介していきますので、興味のある方は応援していただけるとありがたいです。また、何かアドバイスなどいただけると嬉しいです。
ではまた次回に!


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